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美白有効成分の種類どれを選ぶ?特徴を知れば正しくシミケアできる!

美白有効成分の種類と選び方

私たちを悩ませる「シミ」問題。

シミのない透明感のある肌はやっぱり憧れですよね。

雑誌でビタミンCがいいとかコウジ酸がいいとか紹介されたらその成分の入った化粧品を探してみたり。

でも・・・

美白のために色んな化粧品を使ってきたけど、どれを使ってもイマイチ効果を実感できなかった、なんてことありませんか?

もしかしたら、あなたの肌悩みにあった美白有効成分を使っていないことが原因かもしれません。

ひとくちに美白成分といっても、ビタミンCやトラネキサム酸、アルブチン、ハイドロキノンなどなど・・・

意外とたくさんあるし、どれがどんな働きをするかなんて良く知らない人が大半だと思います。

だけどその成分がシミにどうアプローチするのかを知っていれば、自分のシミにあった美白コスメが選べて、より効果を実感しやすくなるはず!

この記事では、

・美白有効成分の種類と特徴

・肌悩みにあった美白有効成分の選び方

・オススメの美白コスメ

について詳しく解説していきます。

あなたにあった美白化粧品選びのお手伝いができればうれしいです!

まずはこれだけ覚えて!美白成分の選び方

まず最初に、これだけは押さえておいてほしいという美白有効成分の選び方をご紹介します。

あなたが解決したい悩みは、
①これからできるシミを予防したい
②すでにできたシミをケアしたい

どちらでしょうか?

それによって選ぶべき美白有効成分が変わってきます。

これからできるシミを予防したい

まだシミが目立っていない肌状態なので「シミを作らせたくない!」

または「今以上にシミを増やしたくない!」という方はこれらの美白成分がはいった化粧品を選びましょう。

トラネキサム酸・カモミラET・コウジ酸・アルブチン・エラグ酸・マグノリグナン・ルシノール(4-n-ブチルレゾルシノール )・4MSK

※ルシノールなど成分名と表示名が違うものがあります。()内の名称で探してみてください。

②すでにできたシミをケアしたい

すでにシミができていて、少しでも目立たなくしたいと考えているならこれらの美白成分でケアすべき!

ビタミンC誘導体(アスコルビルリン酸ナトリウム塩・アスコルビン酸グルコシド・リン酸アスコルビルマグネシウム塩)・エナジーシグナルAMP(アデノシーン酸二ナトリウムOT)・リノール酸・ハイドロキノン

美白成分が入っている化粧品は必ず何の成分が入っているかが記載されています。

買おうと思っている化粧品には何の美白有効成分が入っていましたか?

あなたが今からできるシミを防いで透明感のある肌を目指したいのか、すでにできてしまったシミを薄くしたいのか、目的に合わせて選んでみてくださいね。

特に目当ての化粧品がないという方はオススメの美白コスメトライアルセットの記事も参考にしてみてください。

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でもどうしてシミができる前と後で選ぶ成分が変わってくるのでしょうか。

美白成分はどれだけあってどんな働きをするのでしょうか。

知っておくと得をする!美白有効成分の種類と効果をみていきましょう。

美白有効成分の種類と効果

今現在、美白有効成分ってどれくらいあるかわかりますか?

そもそも美白有効成分とは、厚生労働省が美白効果と安全性が認められた成分のことをさし、その数は全部で19種類ほど。

一番新しいものだと2018年に厚労省の承認を受けた「PCE-DP」(ポーラ化成工業が開発)があります。

今現在厚生労働省に承認されている美白有効成分の一覧がこちら。

美白美容成分表示名美白作用申請企業
プラセンタエキスプラセンタエキスチロシナーゼ活性阻害
コウジ酸コウジ酸チロシナーゼ活性阻害三省製薬
アルブチンアルブチンチロシナーゼ活性阻害資生堂
ビタミンC誘導体アスコルビルリン酸ナトリウム塩・アスコルビン酸グルコシド・リン酸アスコルビルマグネシウム塩チロシナーゼ活性阻害
メラニン還元
カネボウ
資生堂
エラグ酸エラグ酸チロシナーゼ活性阻害ライオン
ルシノール4-n-ブチルレゾルシノールチロシナーゼ活性阻害ポーラ化成
カモミラETカモミラETメラニン生成指令阻止花王
リノール酸Sリノール酸チロシナーゼ成熟阻害
メラニン排出促進
サンスター
トラネキサム酸トラネキサム酸メラニン生成指令阻止資生堂
4MSK4MSKチロシナーゼ活性阻害資生堂
エナジーシグナルAMPアデノシーン酸二ナトリウムOTメラニン排出促進大塚製薬
マグノリグナンマグノリグナンチロシナーゼ成熟阻害カネボウ
Dーメラノニコチン酸アミドメラニンの移送抑制P&G
PCE-DPデクスパンテノールWメラニンの移送抑制
メラニン排出促進
ポーラ化成


美白についてどんどん研究が進み、さらに効果的な成分が開発されるとうれしいですね。

シミができるメカニズム

ここで、シミができるメカニズムについても解説したいと思います。

「いやいや、シミがどうできるかなんて別に興味がない!」と思われる方も多いかと思いますが、ちょっとだけおつきあいください。

シミができるメカニズムやシミへのアプローチを知っておくことで、美白成分への理解が深まり、より自分にあった化粧品を選ぶことができるようになります。

意外と知らないシミができるメカニズムを見ていきましょう。

シミができるメカニズムとは?

シミができる過程を簡単に説明します。

シミは下の図の①~④のようなプロセスでできあがります。

①紫外線を浴びる

紫外線を浴びると皮膚の中で炎症が起きダメージを受けてしまう…
これはまずい!

②メラニン生成の指令

紫外線から肌を守るためメラニンを作らなければ!
メラニンを作れと指令をだします。

なぜならメラニンは黒褐色の色素のため紫外線を遮断し、紫外線のダメージが肌の内部まで届かないようにするから。

忘れちゃいけないのは、メラニンは私たちの敵ではなく、肌の防御機能として大切だということ。

③メラノサイトでメラニンが作られる

指令を受けたメラニンの工場であるメラノサイトでは、酵素チロシナーゼの働きによりメラニンが作られます。

④メラニンが沈着しシミへ

できあがったメラニンはメラノサイトから運び出され沈着。

ついにシミ・そばかすとなって肌に現れます。

⑤ターンオーバーによって垢となって排出

シミは最終的にはターンオーバーによって垢(あか)として排出されます。

ただし過剰に作られたメラニンは排出しきれずシミのまま残ってしまうことも。

これが私たちを悩ませる「シミ」の正体でした。

作戦は1つじゃない!シミへの3つのアプローチ

話を美白有効成分に戻しましょう。

いわゆる化粧品による美白とは、シミができるまでのプロセスのどこかをジャマしたり
できてしまったシミを早く排出するようサポートしたりといった働きをすることをさします。

簡単にわけると3つのアプローチ(作戦)があります。

①情報伝達物質の指令をブロック

最初の作戦は「情報伝達物質の指令」に対して行います。

図でいうと②に対するアプローチですね。

「メラニンを作れ」という指令がメラノサイトに届かないようにブロックしてしまえば、勝手にメラニンが作られることはありません。

メラニン生成の指令は必ず情報伝達物質によって伝えられるので、これを阻止するのが1つ目の作戦。

②メラニンの生成抑制

2つ目の作戦は、メラニンを生成する「酵素チロシナーゼへのアプローチ」です。

メラニン生成指令がメラノサイトに届いてしまったとしても、工場(メラノサイト)が動かなければメラニンは作れませんよね。

具体的にはチロシナーゼの働きを抑制、またはチロシナーゼを分解してしまいメラニンを作らなくする方法です。

メラニンの還元/排出

とうとうメラニンが作られてシミになってしまった、という段階でも打つ手はあります。

できてしまったシミを排出すればいいんです。

シミそのものを消すというより、ターンオーバーの働きによって「シミが排出されるのを
促す」作戦です。

このように、美白有効成分は3つのうちどこかにアプローチしていくわけなんですね。

美白コスメは医薬部外品?

いわゆる化粧品における美白とは、メラニンの生成をおさえ、シミ・ソバカスを防ぐことを意味します。

そしてこの効能をうたえるのは厚労省に承認された美白有効成分を配合し、医薬部外品として承認されたものだけ。

一般の化粧品なのに美白コスメと名乗っているものがあれば要注意です。

おさえておきたい代表的な美白有効成分を深堀り

では、ご紹介した美白有効成分の中でも特におさえておきたい主要なものをピックアップして詳しく説明します。

気になった美白有効成分があったらぜひチェックして、スキンケアに取り入れてみてくださいね。

ビタミンC誘導体

美白有効成分として最初に取り上げるのはビタミンC誘導体。

美白といえばビタミンCといってもいいほど多くのスキンケア化粧品で使われています。

ビタミンCを多く含むフルーツ、イチゴやレモンにも美白・美肌のイメージがありますね。

ですがビタミンCは壊れやすくて不安定な成分なので、そのままでは化粧品で使えず、「ビタミンC誘導体」という安定した吸収しやすい成分に変化させて配合しています。

ビタミンC誘導体といってもいくつか種類があるのですが、美肌のためにマルチに働くところが魅力の成分です。

シミの予防だけではなく、ニキビやニキビ跡の改善、抗酸化作用、コラーゲン合成の促進などの働きが知られています。

美白有効成分としては、

・チロシナーゼの働きを抑える(図の③)
・メラニン色素を還元する(図の④)
・メラニン排出を促す(図の⑤)

の3つの作用が。

日焼けをする前~日焼け後のシミ対策としてまずはおさえておきたい美白成分です。

トラネキサム酸

トラネキサム酸はアミノ酸の一種。

もともとは炎症を抑える成分として使われていました。

美白効果でいうと、紫外線を浴びた時に出される「メラニンを作れ!」という情報伝達物質の指令をブロックする働きをします。(図の②)

情報伝達物質にはいくつか種類があり、トラネキサム酸がブロックするのは「プラスミン」という伝達物質。

肝斑(左右対称にできる淡褐色のシミ)の治療薬として内服薬もでています。

別の伝達物質「エンドセリン」をブロックする美白有効成分として「カモミラET」があります。

カモミラETはハーブのカミツレ(西洋名カモミール)から抽出された成分。

美白有効成分として承認されているカモミラETは花王が使用しているもののみ。

ハイドロキノン

ハイドロキノンは「肌の漂白剤」と呼ばれたりもする強力な美白成分です。

アメリカでは古くから医薬品として使用されてきた成分で、日本でも2001年から化粧品に
配合することが可能になりました。

ただし強力なために使用には注意が必要。

人によっては赤くなったり刺激を感じたりといったことも。

またハイドロキノンを塗ったうえから紫外線が当たると余計にシミが濃くなるといった結果も報告されています。

上から日焼け止めを塗ったり夜のみ使用したりと使用方法を守って使いたいですね。

・チロシナーゼの抑制
・メラニン色素の還元

の働きをします。

アルブチン

ハイドロキノンは強力な美白有効成分ですが、副作用のデメリットがあるため使いづらい成分でした。

そこでハイドロキノンを安定化させた成分を開発。

それがアルブチンです。

アルブチンはコケモモから抽出された成分でチロシナーゼの働きを抑制します。(図の③)

ハイドロキノンに比べれば効果はマイルドですが安全性が高く、多くの美白化粧品に使われています。

コウジ酸

日本酒の杜氏さんの手は白くて美しい!と一時期話題になりました。

その理由のひとつはコウジ酸の美白効果かもしれません。

コウジ酸は味噌やしょうゆ、日本酒などを作る時に必要な麹菌由来の成分。

1907年に日本で発見され、1988年に美白有効成分として承認されました。

コウジ酸はチロシナーゼが働くために必要な銅イオンを奪い動きを鈍らせ抑制し、シミ・そばかすを防ぎます。

またコウジ酸には糖化(タンパク質が体内の糖と結びつくこと)を抑える作用もあるため黄ぐすみを防ぐ働きも注目されています。

PCE-DP(ピース ディーピー)

2018年、約10年ぶりに新しい美白有効成分が承認されました。

ポーラ化成が開発した「PCE-DP(ピース ディーピー)」という成分です。

PCE-DPは「エネルギー美白」という新しい考え方が採用されているのが特徴。

本来メラニンは肌を紫外線のダメージから守るためのものでした。

じゃあ別に肌を守ることができるのならメラニンでなくてもいいのでは?と別の発想から生まれた美白成分なんです。

表皮細胞のエネルギーを高めることで、自分で自分を守れる肌を作ることを目指したんですね。

これは画期的!

すでにPCE-DPを採用した美白コスメも発売されています。

>>【POLA ホワイトショットLX&MX】

お悩み別 美白有効成分の選び方

シミ発生のメカニズムと美白有効成分の関係がわかったところで、実際の肌悩みにはどの美白有効成分を選べばいいかもう一度みていきましょう!

具体的な製品もご紹介するので気になるものがあったぜひ試してみてくださいね。

できてしまったシミ・ソバカスをなんとかしたい!

すでにできてしまったシミ・そばかすを少しでも目立たなくしたい。

シミケアで一番求められているのはこれではないでしょうか。

ただ残念なことに薬用化粧品では「シミを消す効果」は認められていません。

せいぜいメラニンの排出を促し薄くすることしかできないんですよね。

それでもやらないよりはマシ!

ターンーオーバーをサポートしメラニンを排出する美白有効成分は「ビタミンC誘導体」「リノール酸」になります。

ビタミンC誘導体を配合した美白化粧品でオススメなのがホワイトアクアプラチナVCスターターセット

ビタミンCをたっぷり含んだ果物や野菜も取り入れつつ、シミをケアしていきましょう。

それから「ハイドロキノン」もメラニンの排出に適した美白成分ですね。

ハイドロキノンを配合した化粧品はあまり多くはありませんが、アンプルールラグジュアリーホワイトは先端の美容皮膚研究で開発された新安定型ハイドロキノンが採用されています。

これからできるシミを予防したい!

美白化粧品はこれからできるシミ予防に効果的です。

トラネキサム酸・カモミラET・アルブチン・コウジ酸・エラグ酸・ルシノールなどが配合された化粧品を選んでみましょう。

トラネキサム酸・アルブチンが配合された白花八草がオススメ。

くすみ(メラニンによる)をクリアにしたい!

くすみにはいくつかの原因がありますが、メラニンによるくすみも存在します。

肌に色むらがあったり黄みがかかっているのが特徴。

そんなメラニンによるくすみには「ビタミンC誘導体」「レチノール」が有効です。

レチノールはシワなどエイジングケアとしても使われている美容成分。

シワやくすみ、たるみなどが気になる方は美白と合わせてケアできるNOV(ノブ)はいかがでしょうか。

肝斑(かんぱん)を薄くしたい!

肝斑(かんぱん)とは左右対称にできる薄褐色のシミのこと。

紫外線による影響のほか女性ホルモンのバランスが崩れた際にもできるといわれています。

肝斑のケアにはトラネキサム酸が効果的!

化粧品として外側からケアするだけではなく、トラネキサム酸の内服薬が効果がでやすいとされています。

医薬品になるので、クリニックで相談してみるのがいいですね。

美白成分の種類と選び方まとめ

使っている美白化粧品はどの美白成分が配合されていましたか?

それぞれの成分の特徴やシミへのアプローチ方法を知ったことで選びやすくなっていただけたのではないでしょうか。

少しでも効果を実感できるコスメを見つけてほしいです!

ただ、実際に自分の肌にあうかどうかは使ってみないとわからないというのが正直なところ。

刺激や肌荒れがないかどうか、使用感や香りも化粧品選びでは大事ですよね。

トライアルセットのある美白コスメをまとめているので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

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