日本化粧品検定1級に独学で合格しました!
ただの主婦で美容の知識はほぼゼロ。
それでも3ヶ月弱の勉強期間で一発合格できました。
結論からいうと、テキストを丸暗記(細かいところも)できれば合格できるのでそこまで難易度は高くありません。
といっても覚えるのが大変ですが…
これから受験する方が少しでも効率よくできるように、実際に私が行った勉強方法をまとめたいと思います。
参考にしていただけたらうれしいです。
合格までにかかった期間と1日の勉強時間
日本化粧品検定を受験する当日の様子 美容知識ゼロから合格するまでの勉強方法
Contents
化粧品検定の勉強方法
これからお伝えする勉強方法は美容関係の仕事をしたこともなく、知識もあまりない方にオススメです。
実際私は美容の仕事をしていないどころか自分のケアやメイクにも無頓着なほうで、知識はほぼゼロといってもいいくらいでした。
そして勉強する期間が2~3ヶ月以上ある方向けです。
1ヶ月だともう少しタイトなスケジュール感で進めたほうがいいかもしれませんね。
使った教材
使用した教材は2つ。
日本化粧品検定が出しているテキストと問題集です。
受験するのは1級だけですが1級の試験範囲に2級も含まれるので両方購入して勉強しました。
①公式テキストをざっと読む
化粧品検定の勉強のスタートは公式テキストを読むところから。
最初から覚えようとせず、理解することを目的にします。
美容に興味がある人だったらふつうに勉強になるので、興味深く読み進められました。
知らない単語やわからないことがあったらネットで調べたりも。
とにかくテキストに書かれていることを理解しましょう。
②問題集をとく
テキストを読み終えたら問題集をといてみます。
テキストの順番通りに項目ごとにまとまっているので、ひとまとまりごとに進めました。
まるで覚えられておらず、最初はほぼ間違っていました…
でも間違っても大丈夫。
この段階ではテキストの内容が実際の試験ではどんな形式で出題されているかを知ることが大事。
そして間違ったものは解説やテキストを読んでしっかりと理解しマークしておきます。
テキストではコラム的な扱いだからあまり見ていなかったのに問題に出てる!なんて発見もありました。
しっかり覚えないとやばいな~と危機感を持てばOKです。
③テキストをすみずみまで読んでひたすら覚える
もう一度テキストを読みましょう。
今度は覚えることが目的です。
学校の勉強だと太字になっているところが重要でそこを中心に覚えたりしますが、日本化粧品検定の場合かなり細かなところを聞かれたりもします。
文字通りテキストに書かれていることすべてが試験範囲なので、手を抜けないのがつらかったですね。
出題はマークシートで筆記はないので、成分名など一語一句覚える必要はなし。
ほかのものと混同しない程度に覚えておけば実質OK。
④問題集をとく
もう一度問題集をとき、間違えたところはテキストで読んでしっかり暗記します。
そのあとは③と④を繰り返します。
私の場合はテキストを通しで3回読み問題集を3回ときました。
2級と1級の2つなのでけっこう大変でした…
そのあとは苦手なテーマや暗記しずらい箇所を中心に問題をといて解説を覚える、の繰り返し。
私はやっていませんが書いて覚えるタイプの人はノートにまとめてみたり、移動時間も勉強したい人は単語帳を作ってみたりしてもいいかもしれませんね。
1級の試験範囲に2級も含まれるので、2級と1級と同じくらい力を入れて勉強しました。
2級の範囲は数問なので力の入れ具合を変えてもよかったかもしれないけど、時間があるなら2級もしっかり勉強したほうがいいですね。
2級の内容を知らないと理解できないところもあります
化粧品検定1級合格までの勉強時間・期間
テキストを読みはじめて試験日までの勉強期間は約2ヶ月半でした。
2020年11月24日の試験を受けたのですが、9月初旬から勉強しはじめています。
1日の勉強時間は30分~1時間程度。
テキストであれば10ぺージ程度を読んで暗記。
問題集も1トピックずつ(10~20問ほど)学習。
子育て中であまり時間を確保できないということもありますが、なんせ暗記が肝。
毎日ちょっとずつ、コツコツやるほうが私にはあっていました。
過去問がない!
勉強していて大変だったのが、過去問がないということ。
試験を受けても問題用紙を持って帰れないので、どの問題がでたのか過去の傾向をみることができません。
問題集もひとつしかありません。
でも化粧品検定協会が出している公式のものなので、これを信じてやるしかないですね。
化粧品検定当日の様子
試験当日、最後の悪あがきにと1時間半ほどカフェで勉強しました。
試験会場の最寄り駅のチェーン店のカフェに入ったんですが、ほかのお客さんもほとんどが化粧品検定を受ける人たちでした。
別に定員が決まっている試験ではないのでライバルというわけじゃないですが、ちょっと気になってしまったので早めに会場に向かいました。
当日の服装は?
思った以上に人がいっぱい!
男性もちらほらいらっしゃいましたが、9割ほどが女性のようでした。
美容関係らしき人やインフルエンサーのような華のある人、モデルっぽい女性であふれかえっていてただの主婦で適当な恰好をしていた私はちょっと気後れぎみ・・・
でも会場や時期によっては寒いとか暑いといったことも考えられるので、服で調節できるといいかもしれません。
そしてリラックスできる服装で行くのが一番です!
身分証明書を忘れずに
試験当日は
- 受験票
- 筆記用具(鉛筆またはシャープペンシル)
- 消しゴム
- 腕時計(時計がない会場あり)
- 写真つきの本人確認書類
を必ず持参しましょう。
スマホはしまわなければいけないので、腕時計など時間がわかるものがあるといいですね。
それから写真つきの身分証明書で本人確認されるので、忘れずにしましょう。
※どうしても写真つきの身分証明書がない場合は「日本化粧品検定試験用身分証明書」をダウンロードして事前に準備しておけば大丈夫です。
合否結果はいつわかる?
試験当日は問題を持ち帰らず回収されそのまま帰宅。
合否結果は約1ヶ月後に自宅に郵送されてきます。
11月24日に受験し、12月25日に封筒で届きました。
中には合格証書のほか、日本化粧品検定協会の入会のお知らせやコスメコンシェルジュのパンフレットなどが入っていました。
よし、次はコスメコンシェルジュです!
化粧品検定1級の合格率と難易度
化粧品検定1級の出題数は60問で、70%の正答率で合格です。
つまり42問以上正解すればいいわけです。
1級の合格率は65%前後の模様。
受けた私の実感として、難易度はそこまで高くないです。
あまりいい考えではないけど、テキストと問題集を覚えてさえいれば合格できる試験なので。
ただし本当に細かいところがでるので、すみからすみまで覚える必要がありますし成分名はカタカナの羅列で長くて全部しっかり覚えるのはかなり困難。
というか全部は覚えられなかったです…
1級のテキストで最初のほうにでてくる界面活性剤が最初のつまずきポイントでしたが歌にのせて覚えよう♪という動画が役に立ちました。
ほかのテーマもこれ作ってほしい!
日本化粧品検定2級を飛ばしていきなり1級を受験してもいい?
1級を受ける方はその先にあるコスメコンシェルジュの資格をとりたい方が多いのではないでしょうか。
私も化粧品検定の1級に受かりたいというよりコスメコンシェルジュを目指していました。
(コスメコンシェルジュになるには1級に合格している必要あり)
だから2級は受ける必要性がなく、受けないことを選びました。
でも実際には2級の試験も受けるぐらいの勉強量だったと思います。
2級を受けずに1級を受験しても全く問題ないけど、1級と2級の学習範囲は違うので、結局どちらも知っておきたいところですね。
本当に独学で合格できる?
はい、できます。
テキストと問題集をしっかりこなして暗記すればもともと美容の知識がない人でも独学で十分合格できる内容です。
ただ私の勉強方法はコツコツ型なので、自分でスケジュールを立ててそれをこなす努力は必要ですが、忙しくてやる気になれないこともあるかもしれません。
そんな方は通信講座で効率的に進めるほうが楽かもしれませんね。
それでもスクールなどに通わなくても独学で合格は可能です。
自分にあった方法をみつけてみてくださいね。
合格までにかかった費用
最後に、化粧品検定1級までにかかった費用をまとめます。
テキスト代
1級:1980円
2級:1870円
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問題集
1級:2090円
2級:1760円
受験費用(1級):13200円
合計:20900円
化粧品検定1級の勉強方法と期間まとめ

化粧品検定1級に独学で合格した私の勉強方法や期間をご紹介しました。
これから受ける方はぜひ参考にしていただければと思います。
たとえ試験に受からなくても美容に携わる方、美容に興味がある方だったら勉強していて損はない内容です。
私自身、コスメがより好きになったし化粧品選びや生活に生かすこともできています。
ぜひチャレンジしてみてください!
読んでくれた方が合格できるようお祈りしています。
